

まず、"引き継いでいるもの"は、弊社の経営理念ですね。その中でも特に『お客様が満足し、感動するサービスを目指す』ということです。マクロミルは、常に顧客視点に立ち、サービスを開発してきました。インターネットを活用し、圧倒的にスピーディで手軽に実施できる「ネットリサーチ」という新しい市場調査サービスを生み出し、企業のマーケティングの利便性を高めてきました。ネットリサーチの活用が進み、よりクオリティの高いサービスが求められる昨今においても、お客様の満足度にこだわり、常にサービスを進化させることで、使って感動のあるサービスを提供する企業でありたいと、私自身も強く思っています。
"新たに取り組んでいること"は、まず第一に組織の強化です。マザーズへ上場した2004年1月当時、当社の社員数は80名程度でしたが、この4月には200名を超える組織規模になります。この数年で、ネットリサーチは急速に普及し、2005年には最も企業に活用される調査手法となりました(JMRA調べ)。今後もさらに拡大が広がるネットリサーチ市場において、お客様の期待に応え続けるためにも、組織強化は重要なテーマと捉えています。組織として営業力の強化、リサーチ提案力の強化に取り組み、中途採用のほかに新卒採用にも力を入れて、優秀な人材を積極的に採用しています。その教育にもこだわりを持ちながら、強い組織にしていきたいと思っております。また、積極的に権限委譲を行って、若手のスタッフや中堅マネージャークラスを更に成長させていくことも重要な課題ですね。
今後さらに大きくなってゆく組織の舵取りをしながら、同時に世の中への貢献度をより一層高めていくことが私の役目だと考えています。
一つはマクロミル独自開発のリサーチシステム【AIR’s(エアーズ)】です。調査にかかわる業務過程を自動化し、調査票の作成から調査実施、結果納品までをいかに効率的に行えるか、徹底的に追求しシステム化したことが大きなポイントです。それによって、スピード面でもクオリティ面でもそれまで他に類を見ないサービスを打ち出すことができました。
そして、もう一つのポイントはやはり人材です。優秀な人材を集め、鍛え、さらに成長させることにこだわってきました。ネットリサーチシステムやサービスの開発担当、市場を開拓する営業マン、リサーチのサポートスタッフなど、それぞれが自分の仕事にこだわりを持って取り組んでいける人材が多かったですね。そういった優秀な人材が確保できたおかげで、マクロミルのサービスや、サービスの基盤を支えるシステムがどんどん開発され磨かれていったのです。その結果が現在に繋がっていて、さらにこれからの成長も後押ししていくのだと思います。

まず大前提として「仲間を大事にできる人」、そして「仕事に本気で取り組める人」。その一つの要素として、「今まで自分の限界にチャレンジしたことがある人」かどうかは重要なポイントです。過去にどんなことでもいいので、自分の限界までチャレンジした経験のある人間は、新しい困難にぶつかった場合でも、それを乗り越えていく力があると考えています。だからこそ、実際何かにこだわってやり切った成功体験がある人に、ぜひ弊社の一員として更なる成長にチャレンジしていって欲しいですね。
また、弊社では採用時に役員が面接を行います。それこそ「夢は何か、何故その夢を願うのか」「5年後、10年後にどんなビジネスマンに育っていたいのか」など、内面を深く掘り下げる面接もいたしますが、それを乗り越えていけるくらいの強さを面接シーンにおいても発揮してもらいたいですね。そうした人間的な強さは、先にお話した、限界までチャレンジしてやりきる力にも繋がっていく。僕自身がこれまでの経験の中でそれを実感しているので、そうしたところにはこだわっていきたいと思います。
例えば、自社商品やサービスに対して漠然とした課題をお持ちのお客様が、弊社に調査のご依頼をされた場合。お客様とのディスカッションの中から、マーケティング課題を正確に汲み取り、それを解決する適切なリサーチの方法や内容を提案し、迅速に調査結果のアウトプットを提供するのが私たちの仕事です。それには、痒いところに手が届くような会話力や洞察力が重要ですね。お客様が好感を抱くポイントは、そういった相手の気持ちや意図を汲み取る対応力にあることが多いのです。実際弊社のサービスにおいてシステムが果たす役割は非常に大きいのですが、結局のところ、機械的にこなすだけではお客様にご満足いただくことは難しい。「人」対「人」という関係の中で、どこまでお客様の気持ちを汲み取ることができるか、どのように対応すればご満足いただけるかを追求していくことが大事であり、それこそが"感動を与える"ということに繋がっていくのだと思っております。

ネットリサーチは、企業が重要な意思決定を行う判断材料となるデータを提供するサービスです。その事業においては、単にアンケート結果をとれればいいということではなく、調査会社としてのさまざまなノウハウと体制が必要になります。
発売前の商品情報を預かる企業としての信頼性、十分な規模の調査モニタと徹底した品質管理、迅速かつ安定したクオリティで調査を実施するリサーチシステム、リサーチ知識を備えた優秀なスタッフなど、総合的に任せて安心できるサービス体制が求められます。当社は、専門企業としてこれらを全方位で強化するとともに、海外消費者への調査、携帯電話調査などサービスバリエーションの拡充も行っています。
2007年2月、弊社はオリジナル集計ソフト「Quick-CROSS2」英語版の提供を開始いたしました。この「Quick-CROSS2」は、クロス集計や調査レポート出力を簡単に行うことができる集計ソフトで、マクロミルのリサーチご利用のお客様に無償提供し、大変好評を博しております。この「Quick-CROSS2」英語版のサービス開始によって、国内の外資系企業だけでなく、海外拠点に駐在する担当者の方に対しても弊社のサービスをより手軽にご活用いただけることが可能になったと思います。
こうした、お客様の利便性を追求する細かなサービス展開の積み重ねが、ネットリサーチ会社としての機能を高め、お客様の信頼を勝ち取っていく鍵となるのではないでしょうか。
人材の育成に関しても、システム構築やサービス体系の刷新に関しても、お客様の満足こだわり続けることが、私達の強みなのだと思っております。クオリティの高いサービスを追及し続けるための、高い理想や希求力が差別化のポイントであり、弊社の発展の原動力でしょうね
上記企業のサービス紹介はこちら
インターネットリサーチ
マーケティングリサーチ

1964年生まれ。
同志社大学工学部卒業。
(株)リクルートにて、INS(情報ネットワーク)事業部に配属後、FNX(ファクシミリネットワーク)事業部の責任者を経て、(株)リクルートイサイズトラベル代表取締役社長に就任。
その後、再び(株)リクルートにて、タウンワークのエグゼクティブプロデューサー及び(株)リクルートHRマーケティングにて、複数部署のエグゼクティブマネジャーを兼任。
2006年4月、(株)マクロミルへ入社。
執行役員ネットリサーチ事業部長就任。
同年9月代表取締役社長就任。
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