

大きく分けて、インターネットマーケティング事業とシニアマーケティング事業を行っております。特に、インターネットマーケティング事業では、主に検索エンジンマーケティングをやっておりまして、所謂リスティング広告、これは検索連動型広告と、コンテンツ連動型広告、これを総称して我々は"リスティング広告"と定義しております。後はSEOですね。そして、それに付随するサービスとしてウェブ解析や、LPOなど。
LPOは「Landing Page Optimization」の略で、簡単に言うとリスティングやSEOの検索結果で出てきた広告をクリックした飛び先のページ(Landing Page)の内容を、ユーザーの意図にフィットしたものにしていく。そのように"Landing Pageを最適化"するということで、「Landing Page Optimization」と呼んでおります。
この「リスティング」「SEO」「ウェブ解析」「LPO」と、これらをワンストップ・インハウスで統合的にクライアント様にご提供していくということで、自らを「SEMインテグレーター」と名乗っております。そうしたSEMのサービスを統合的にクライアント様に提供していくというような事業展開をしております。

現在、SEMのサービスを提供している会社は、ネット専業代理店と我々のようなSEM専門会社の二つに分かれます。ただ、ネット専業代理店は、様々な広告を取り扱ってる中の一つとして、SEMを提供しているという形です。
で、SEMの世界は、例えば検索連動型広告のオーバーチュアにしろ、かなり頻繁に様々な変化があり、常にその変化を定点観測していないと、なかなか本当の意味でクライアントに高いレベルのソリューションを提供することが出来ない。そういったところで、我々のようなSEM専門会社は、SEMにフォーカスすることにより、ノウハウを蓄積して、常に変化に対応しているという点で、ネット専業代理店に比べてアドバンテージがあると思っております。
あとは、ネット専業代理店はSEOを自社で供給するケースが非常に少なく、SEOに関しては他社と組んでいるケースが多い。リスティングとSEOを上手く統合したオペレーションというところまでは、なかなか難しいのではないか、といったところが我々の差別化のポイント。
我々はSEOを自社で供給しており、リスティングにフォーカスすることで、常にその変化に対応できている点で、クライアントに質の高いサービスをご提供できるのかなと感じております。
さらにSEM専業会社の中でも、SEOに強い会社、所謂SEO会社は結構あるのですが、ただSEO会社でリスティングと両方やってるケースが少ない。前述のネット専業代理店と逆で、SEOはやってるのですが、リスティングはまだまだ余り知識がないとか。"推奨認定代理店"という、オーバーチュアの一番高いポジションのSEM会社は、弊社とアウンコンサルティングさんの二社しかない。その辺で、SEM専門会社との差別化という点でも、やはり、リスティング広告のノウハウというところが差別化のポイントだと思いますね。
「アイレップ・ビジネスカレッジ」というものを行っております。これは、各プロダクトのマネージャークラスが、テーマを決め、皆の前で講義をする。自分で講義をすることで、本人も知識が整理・体系化され、また、当然その講義を受ける人もそのノウハウの吸収になります。また SEM専門の知識だけでなく様々なビジネススキルが身につくよう、研修プログラムを拡大していきたいと思っております。
また、弊社は「SEM総合研究所」という組織を社内に設けており、所長に渡辺隆広という"SEO業界の第一人者"と言われる者がおりますが、彼は海外を含めた検索エンジンの最新動向や、アルゴリズムの動向など、情報収集が非常に早い。それらの情報が社内にフィードバックされることが、かなり日常的に行われており、それを吸収していけるという環境も、社員にはよい影響を与えていると思いますね。

今、SEMという領域は急成長のステージにあると認識しております。例えばアメリカではリスティング広告がネット広告の40%を超えていると。日本ではまだ20%強であることを考慮しても、まだまだ伸びる分野であるということ。
また「WEB2.0」というトレンドの中で、今後、コンテンツ連動型広告、こちらの成長はかなり期待できるということが言えると思います。そういった意味でも、やはりSEMにリソースをある程度フォーカスしながら、成長させていきたい。
で、電通さん曰く、ユーザーの購買行動が「AIDMA」から「AISAS」に変わったと。「Attention、Interest、Desire、Memory、Action」から「Attention、Interest、Search、Action、Share」へ。
要するに「AISAS」というプロセスにおいて、ユーザーは「Interest(興味)」を持ったその次に、もう「Search」に繋がるのです。で、「Action(購買)」を起こして、それをブログ等で「Share(情報共有)」をするというような購買プロセスに変わってきている。
実際、何らかの購買プロセスの起点に「Search」がビルトインされて来ているのが様々なデータから読み取れる。だから、ユーザーの購買プロセスが変化をしてきている中で、「Search」がマーケティングのど真ん中に来る、つまり欠かせない要素になるという風に考えております。
そうしたことから、今までマーケティングは「Attention」を取ること、つまりマスメディア等で「Attention(注意)」を取るところに重きが置かれていたと思うのですが、それが今後は「Search」が軸になっていくんじゃないかと。まずここをおさえることがマーケティングの最初の第一歩だろう、という状況に変化していくと見込んでおり、その周辺に色々なビジネスチャンスが生まれると思っています。
ユーザーのメディアの接触関係が変化していく中、例えばデバイスにしてもモバイルが出てきたり、TVもデジタル化に移行したりと、どんどん変化してきている。そうした状況のなか、クライアントが求めているのは「マーケティングの最適化って何なの?」というところだと思うのです。マーケティングにかけるコストをどう分配して、どういう戦略で実行するのが良いのか。だから、我々も「Search」をおさえながら、そういったところまで、いずれは事業領域を広げていきたい。
ただ、そこは単純に広告代理店のように、バナーもやって、メール広告もやって、"総合代理店になりました"といったノリではなく、ユーザーの行動の解析をベースにしながら、どのようにマーケティングのコストを最適にしていくかという、ある種、アセットマネジメントの世界に近い、「マーケティングコストのマネージメント」という世界に、移行をしていきたいという希望もありますね。それがまず、我々の基本的な戦略であると。
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SEM・検索エンジンマーケティング

1965年生まれ。
1989年神戸大学経済学部卒業後、リクルート人材センター(現リクルートエージェント)に入社。営業課長、情報システム課長、電子メディアプロジェクトなど歴任。
1997年アスパイアを設立、代表取締役に就任。
2000年アイレップに社名変更。
検索エンジンマーケティングを中心とするインターネットマーケティング事業、有料老人ホーム紹介などのシニアマーケティング事業を展開。
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