

2008年05月28日 14:01
今回は、前回に続きモバイルリサーチの特徴と強みを生かすことのできる調査を紹介します。
◆商品購入直後実態調査
商品購入直後にユーザーにアンケートを実施したい、というのは企業にとって
切なる要望でしょう。商品販売データとしては、POSデータがあり企業でも利用
されていますが、「なぜその商品を選んだのか?」「他に購入を検討したか?」
「購入の決め手は?」など、企業が本当に知りたい購入直後のユーザーの生の声は
POSデータでは把握できず、このデータが集められることは、マーケティングにおいて
非常に価値のあることなのです。
これまでの調査手法であれば、「コンビニなりスーパーなりの店舗に調査員を張り
付かせ、商品購入後に店舗から出てきたユーザーをつかまえ、アンケートをする」
といったやり方をしていたこともあります。
このやり方だと確実にユーザーの声を集めることができますが、多くの回答を
得るためには、調査員の配置や人数にかかる費用が莫大になること、
集計の手間や時間といった問題もありました。
モバイルリサーチであれば食品・飲料の商品にリサーチ画面へ誘導するQRコード
のシールを貼ることにより、簡単にアンケートを実施できます。また、コストも従来型
の調査に比べ大幅に抑えることが可能なのです。また、アンケート回答への謝礼を
からめるとプロモーション効果も期待できる、といったメリットも生まれてきます。
◆社員満足度調査
企業の置かれている状況や何を目指しているかによって、調査の領域は様々ですが
仕事の手ごたえ /会社への評価/経営姿勢への信頼感/働きやすい職場環境/
公正な人事処遇などの分野を中心に、 社員の意識や満足度の調査を行うことが増えて
います。
一般的には、社内でアンケートを配布、またはイントラネット上でアンケート
を実施することが多く、おおがかりにやるところは、外部機関による個別聞き取り調査
を行うこともしばしばあります。
しかし、今挙げた方法論では「社員満足度調査」を実施する上で致命的な問題が
あるのです。
それは、アンケートにより回答した個人が特定される、ということです。
社員満足度調査の意義は、「社員の本音」を探ることであり、もし個人が特定
されるリスクがあれば本音を聞きだすことはほぼ困難になってしまい、この意義
は形骸化されてしまうのです。
モバイルリサーチであれは、リサーチのシステムを利用し、会社PCではなく
個人のケータイにて回答できるため、個人の特定をされることはなく、「社員の本音」
を引き出せる結果が得られるのです。
◆イベント会場・利用施設調査
不特定多数が集まる各種イベント時や、公共施設、ショッピングモール等商用
施設の利用者を対象にアンケートを実施する際にもモバイルリサーチは有効な手
段となります。
イベント開催時にアンケート用紙を配布し、イベント終了後に回収する、とい
う手法はよく行われていますが、回収歩留まりの低さや回答内容精度が低いことが
現状最大のネックとなっています。
モバイルリサーチを活用すると、リサーチの告知と運用自体をプロモーション化
することができ、利用者の興味を惹くことにより回答率を上げることも十分できる
のです。

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境野 智樹
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