

2008年04月23日 11:22
「コミュニティーサイトをマーケティングに活用する」
2007年以降、メタフェイズにいただくクライアントさんからの要望にコミュニティ(あるいはSNS)
の立ち上げというものが増えてきました。ユーザがネット上で自由に発言をし、その情報が重宝される、そんな個人メディアの時代にあわせ、企業側もなんとかその力を自社のマーケティングに活かせないものかと試行錯誤していることを日々感じています。
しかし、企業運営のWEBコミュニティはその設計を1つミスしてしまうと、まったく盛り上がらない閑散とした空間になってしまう可能性があります。メタフェイズの過去の実績に基づき、WEBコミュニティ構築の際の注意点を今後数回にわけて、お伝えしていきたいと考えています。
「内輪ネタでしか盛り上がらない」
WEBコミュニティの活性化のためには明確に「共通の話題」がなければなりません。ミクシィのようなSNSであれば、それは「社会的つながり」になるわけですし、2ちゃんねるのような掲示板サイトであれば、それはスレッドの「お題」になるわけです。企業がWEBコミュニティを運営する際にも同様のことが言えます。ミクシィではなく、2ちゃんねるではなく、その企業のWEBコミュニティを通じて、コミュニケーションをするということは、その企業との間での「共通の話題」を持っていることが前提となります。
「その自動車メーカーの大ファンだ」、「あのショップのインテリアで揃えている」など、オフラインでその商品や企業との「関係」があってこそ、WEBコミュニティで語ることに意味が出てきます。企業運営のWEBコミュニティは「コアファン」のためのもの、よりロイヤリティを確固たるものにする場所といえます。
その商品や企業のことを好きだからこそ、語りたいというファンたちが集う場を提供し、ファンだからこそ欲しい情報を提供することで話題を醸成させる、これこそが企業運営のWEBコミュニティ活性化の基本であると考えます。
「コミュニティー活性化の鍵」
コアファンと潜在顧客を1つのコミュニティに集めて、そこでコアファンが語ることによって、潜在顧客のニーズを開拓したいと企業の担当者の方に言われることもありますが、コアファン以外のユーザにとって、企業運営のWEBコミュニティはしらけてしまう場違いな場所でしかありません。
コアファンにとっても、内輪で盛り上がることも期待して訪れた空間で、共通の話題を持てない潜在顧客は厄介者でしかありません。
まずは純度の高いコアファンを集め、彼らが盛り上がれるネタを集中的に発信することによって、コミュニティの活性化をはかることが成功の鍵といえるのかもしれません。
コアファン以外はWEBコミュニティには入ってこないと諦めてしまうことももしかしたら必要かもしれません。

株式会社メタフェイズ
取締役 祖上仁
法政大学法学部卒業。
広告代理店営業局でアカウントエグゼクティブとして活躍。
その後、Webコンサルティング会社で事業の構築支援を行なう。
2001年にWebブランディング事業を目的とした有限会社スタジオ・メタフェイズ設立に参画。
2002年に株式会社メタフェイズに組織変更し、取締役に就任。
ライブドアブログでビジネスカテゴリ1位を獲得(登録ブログ約4万件)。
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